合板が1枚貼れて、素直に感動した。初めての床張り — 横須賀の戸建て再生記 DAY 8

合板が1枚貼れて、素直に感動した。初めての床張り — 横須賀の戸建て再生記 DAY 8

200万円で買った平屋を、30日で貸せる家にする——。「横須賀の戸建て再生記」も今回でDAY 8です。前回のDAY 7で畳を初解体して床組の本施工をスタートしましたが、今回はその続き。玄関を入ってすぐの三畳間に、いよいよ床の合板を貼りました。床張りは今回が初めてで、1枚目が貼れたときは素直に感動しました。この日は一日を通して「床」と向き合った、手応えのある回になりました。

まずは作業前の状態から

玄関を入ってすぐの三畳間、ここの床張りをこの日のメインに据えました。前回までの作業で、大引きが2本入り、根太が何本か仮で入っている段階まで来ています。

床張り作業前。大引き2本と、仮の根太が何本か入っている状態

ここから根太を本組みして、水平を出し、合板を貼る——という流れで進めていきます。

根太を組む — 合板の継ぎ目に根太を合わせる

まずは根太を組んでいきます。ここでのポイントは、合板を継ぐ位置にしっかり根太が来るように合わせること。合板の端が宙に浮いていると、そこを踏んだときにたわんでしまうので、継ぎ目の下には必ず根太を効かせておきます。

根太の完成。合板を継ぐところにしっかり根太を合わせた

いちばん大変だったのは、大引きの高さ合わせ

この日いちばん手こずったのが、合板の下にある大引きの高さを最後に合わせるところでした。その下の構造(鋼製束)を少しずつ上げたり下げたりしながら、何度も調整を繰り返します。

そこで大活躍したのが水平レーザーです。レーザーからの距離を見ながら各所の高さを合わせられるので、床をきれいに水平に貼ることができました。地味な調整ですが、レベルがビシッと揃っていく感覚は気持ちのいいものです。

大活躍の水平レーザー。大引きの高さ合わせに役立った

そしていよいよ、初めての床張り

高さが決まったら、いよいよ床張りです。床張りは今回が初めてで、合板を1枚貼れたときは少し感動もありました

床の合板を1枚貼れた。既存との取り合いのため左右に余裕をあけて

既存の根太との取り合いの関係で、左右に余裕をあけて(3尺ほどずらして)貼っています。そして残りも貼り進めて——。

三畳間の合板を全部貼り終わった

三畳間の合板を、すべて貼り終えることができました。何もなかった床下が、歩ける一枚の床になっていく。DIYを始めてからいくつも「初めて」を経験してきましたが、床が貼れた瞬間はその中でも特に嬉しいものでした。

仕上げの一手間 — ボンド固定・墨出し・調湿剤

床を貼ったあと、根太を固定する前に束石と鋼製束をボンドで固定しておきました(今回はウレタン・コーキング系を使用)。ここが動くと床鳴りの原因になるので、あとから効いてくる一手間です。

束石と鋼製束をボンドで固定

さらに、合板をビスで打つときに根太の位置がわかるよう、チョークラインで墨を出しました。チョークラインを使うのも初めてでしたが、パチンと弾くだけでまっすぐな線が引けて、これは便利です。

根太のある位置をチョークラインでマーキング。初めて使った

床下には調湿剤を3袋、10kgずつで計30kg入れています。古い家の床下は湿気がこもりやすいので、貼ってしまう前に仕込んでおきました。

床下に調湿剤を30kg入れた

丸ノコの刃を逆に付けてしまった話

合板をカットするのに丸ノコの刃を新しいものに交換したのですが、ここで一つやらかしました。刃を一度、逆向きに取り付けてしまったのです。

丸ノコの刃を交換するところ

なかなか切れずに焦げ臭くなってきて「これはおかしい」と気づき、付け替えたら切れ味は抜群。刃の向き確認は毎回の習慣にしようと反省しました。そういえば以前、別の物件でチェーンソーを使ったときもやたら焦げ臭かったのを思い出しまして——あれも刃を逆に付けていたのかもしれません。

次の施工エリアの下見

床張りにめどが立ったので、次に手をつける部屋の床も、上から開けられるところを開けて下見をしました。

次にやる部屋の床を、上から開けてみた

最初は穴を開けて上から調湿剤を入れようかと思ったのですが、よく考えると床下に潜ってしっかり撒くほうが確実。むしろ潜れれば、この開口作業自体が要らなかったかもしれません。地面が少し湿っているので、調湿剤を入れれば乾いてくるはず。この部屋は、合板の上に根太を張ってスタイロを入れ、さらに合板を張る形で洋室化していくのもアリかなと考えています。次回はいよいよ、初めて床下に潜ってみるつもりです。

DAY 8 の気づき・反省

家全体が玄関側に傾いていることに、今回あらためて気づきました。水平に床を貼ったら、玄関側と奥側で高さが変わってしまうんです。引き戸をしっかり閉めても、三角形に隙間ができてしまいます。玄関三畳はこの上にさらに根太を5本張って水平を出す予定なのですが、玄関側に合わせると中央に段差、中央に合わせると玄関側に段差——と、どこに基準を取るか悩みどころです。古い家ならではの「まっすぐじゃない」との付き合い方は、これから考えていきます。

そのほか、この日の気づきをまとめておきます。

  • (課題)丸ノコの刃を逆向きに付けて焦げ臭くなった。 切れずに時間をロス。刃の向き確認を習慣にしたい
  • (課題)家全体が玄関側に傾いている。 水平に貼ると場所で高さが変わる。基準の取り方を検討中
  • (課題)畳1枚の解体に1時間かかった。 20〜30分の見込みが、気づけば夕方18:30まで残業。もっと手早く解体できるようになりたい

やってよかったこと

  • 初めての床張りで、三畳間の合板を貼り切れた
  • 水平レーザーのおかげで、床をきれいに水平に貼れた
  • 丸ノコの新しい刃の切れ味が抜群だった

次回 DAY 9 に向けて

  • (TODO)調湿剤を買い足す(今回で在庫が心もとない)
  • (TODO)根太を買い足す(ついでに買い出し)
  • (TODO)初めて床下に潜る。 濡れているのが少し憂鬱ですが、潜れればツタの撤去や、今回開けなかった床への調湿剤散布もできる
  • 床張りを引き続き進める

最後に、今回「あとで直したい」と気になった箇所も記録しておきます。

敷居のレール部分のシール(テープ)。交換したい
  • (TODO)敷居レールのシール(テープ)を交換したい。 部材名を調べる(おそらく「敷居スベリテープ」)
玄関小上がりの引き戸を閉めても下に隙間が空いている
  • (TODO)玄関小上がりの引き戸を閉めると下が空いてしまう。 隙間の対策を検討する

床組はまだ道半ばですが、「歩ける床」が一部屋分でも形になると、家が前に進んでいる実感があります。次回 DAY 9 は、いよいよ初めての床下潜入です。

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