長期入居は、地味な手入れの積み重ね — 5月のグリーンヒルズK管理日記

5月下旬、午後から秦野市のグリーンヒルズKへ。
長期入居者さんが増えるかどうかは、家賃や立地だけじゃなくて、こういう細かい手入れの積み重ねでも変わるんじゃないか、と最近よく思います。今日はそんな「ささやかな手入れ」をいくつもやってきた一日の記録です。
入居決定部屋の最終チェック(とポップ撤去)
まずは入居が決まった部屋を見に行きます。
主な目的は 初期不良がないかを自分の目で最終確認すること。傷・汚れ・建具の動作・水回りなど、ぱっと見ておかしいところがないかをチェックします。
管理会社さんも入居前チェックはしてくれますが、大家自身もこの目線とスキルは持っておいた方がいい、と思っています。気づける箇所は人によって違いますし、自分で見て初めて「ここはやり残しがあるな」と気づくこともある。長期入居を考えるなら、新しい入居者さんに気持ちよくスタートを切ってもらうための地盤を、自分でも確かめておきたいところです。

ついでに、募集中に窓や共用部に付けていたポップも回収してきます。これは長期入居というより事務的な作業ですが、撤去しないと新生活のスタート時に景観が悪いし、何より次の募集でも使い回したいので、忘れずに持ち帰るようにしています。


今回は初期不良もなく、問題なしでした。
敷地一周 — ビニール傘の回収
次に、外壁・基礎まわりに問題がないか、ぐるっと一周。
大きな問題はなかったんですが、敷地の隅にビニール傘が放置されていました。

ビニール傘って、コンビニで買って雨が止んでそのまま、というパターンが多いのか、不思議と物件の敷地内に放置されがちなアイテムです。見つけたら毎回回収して持ち帰る、これは欠かさずやっています。
理由はシンプルで、「敷地に物が放置されている」状態を残さないことが大事だから。割れ窓理論じゃないですが、放置物が一つあると物件全体が「だらしない」「ちゃんと管理されてない」印象になります。逆にいつ見ても綺麗な敷地は、それだけで「管理されている感」が出る。入居者さんが日々感じるその印象が、長期入居に効いてくるはずです。
宅配ボックスの拭き掃除 — 管理会社さんがやってくれない部分こそ大家の仕事
その後は宅配ボックスの清掃。
ここは管理会社さんが月1回、共用部の掃き掃除などには入ってくれているんですが、残念ながら宅配ボックスの拭き掃除まではメニューに入っていません。軽めの無料サービスなので、それ以上を注文するのもなかなか難しい(こちらが何もコストを払っていないものに、あれもこれもと頼みづらいというのが正直なところです)。

なので、こういう細部こそ大家自身が手を入れてメンテナンスすることで、物件の管理力がぐっと上がると思っています。雑巾で拭くだけの地味な作業ですが、ビフォーアフター並べたいくらい、ぱっと見違えました。きれいになると気持ちいいですね。
入居者さんが毎日触る場所が汚いと、それだけで暮らしの満足度が下がる気がします。逆にここがきれいだと、「ちゃんと管理されてる物件だな」と感じてもらえるはず。長期入居につながったらいいなと思いながら、地味に磨きました。
日当たりを邪魔していた木の伐採
最後は敷地内の木の伐採。
ここ、勝手に木が生えてきているエリアがあって、ベランダにかなり近づいてきていました。日当たりが悪くなると、入居者さんの暮らしに直接影響します。部屋が暗くなる、虫が寄ってきやすくなる、これは長期入居どころか退去理由にもなりかねません。

ということで、レシプロソーを持ち込んで伐採。ある程度さっぱりさせられました。

ただ、根っこを抜くところまではいけないので、また生えてくる可能性があります。そこで今回初挑戦したのが、切株にドリルで穴を開けて、そこに除草剤を流し込むという方法。YouTubeで見て覚えた手法です。

除草剤の量がわからず手探りだったので、これは今後YouTube先生で調べ直す予定。木の切り方も「受け口」とかちゃんとした手順があるみたいなので、そっちも勉強しておきたいところです。
理想は、ここに除草シートを敷いて雑草も生えないようにすることなんですが、今年はそこまで手が回らなさそう。木と草をある程度さっぱりさせたので、夏はこれで乗り越えます。
涼しい一日、4時間のひとり仕事を終えて
13時30分に到着して、17時30分まで作業。予報は怪しかったんですが、ありがたいことに雨は降らず、涼しい気候の中で動けた4時間でした。体は大変でしたが、気候としては快適。
こうやって細かいところを一つひとつやっておくと、入居者さんが「ここに住んでよかった」と感じてくれる確率が、ほんの少しだけ上がる気がします。
家賃や設備みたいな大きな要素もあるけれど、入居前の最終チェック、放置物の回収、宅配ボックスがきれい、敷地が明るい、そういう当たり前のことを当たり前にやっておくことが、長期入居の地盤になる。そう信じて、これからも続けていきます。
