【初心者必見】不動産投資の決済日当日を詳しく解説~10:30集合から11:20解散まで~

先日、神奈川県内の不動産物件(1500万円)の決済を行いましたので、その当日の流れを詳しくご紹介します。
不動産投資を始めたいけれど**「決済日って実際どんなことをするの?」「どのくらい時間がかかるの?」**と疑問に思っている方も多いのではないでしょうか。
今回は10:30の集合から11:20の解散まで、約50分間の決済の全工程を時系列でお伝えします。融資実行や司法書士とのやり取り、売主との金銭授受など、実際に体験したからこそ分かるリアルな流れと注意点をまとめました。
これから不動産投資を検討されている初心者の方に、少しでも参考になれば幸いです。
今回の不動産購入の背景
まず、今回の決済に至るまでの経緯をお話しします。
神奈川県内の物件で1500万円の買付を行い、1000万円の融資を金融機関に打診しました。仮審査が通過後、不動産売買契約を締結し、その後の本審査も無事に通過したため、予定通り決済に進むことができました。
決済日前の準備:清算書の確認
決済日までに、多くの仲介会社は清算書を用意してくれます。
清算書には以下のような項目がまとめられています:
- 売買代金
- 手付金
- 売主が事前に受け取った家賃を一部買主に渡すための日割計算
- 敷金の売主→買主への引渡
- 固定資産税・都市計画税の日割り計算
- 仲介手数料
- 司法書士費用
これらの金額をまとめて、決済日に誰がどれだけの金額をどこに支払うのかを整理してくれます。必ず自分自身でも検算して正しいことを確認した後、清算書に従って振り込みなどの対応を進めていきます。
決済日当日の会場
融資がある場合には、融資してくれる金融機関の会議室などを借りて決済を実行します。これは融資実行や売主への支払いがスムーズになるためです。
今回の決済タイムスケジュール
実際の当日のスケジュールをご紹介します:
10:30 集合
買主、売主、司法書士、仲介会社の担当者が金融機関の会議室に集合しました。
10:30〜10:45 司法書士による本人確認・書類説明
司法書士による以下の対応が行われました:
- 本人確認
- 所有権移転登記に係る資料の説明
- 司法書士へ委任するための委任状の説明
- 抵当権設定に関する資料(買主のみ)の説明
10:45〜10:50 書類への押印
司法書士の用意した書類に買主・売主がそれぞれ押印しました。
11:00 融資実行・支払い実行
書類が整ったことを確認して、融資実行の指示と買主への支払いを実行しました。
11:00〜11:10 着金確認
売主口座への着金を確認しました。今回は10分程度で完了と早かったです。
※月末など混み合う時期は3時間程度かかるケースもあります。
11:10〜11:15 領収書の交付・各種支払い
以下の対応を行いました:
- 売主→買主へ領収書の交付
- 司法書士費用の支払いとその領収書の受領
- 仲介手数料の支払いとその領収書の受領
11:20 解散
すべての手続きが完了し、解散となりました。
決済日に感じたこと
司法書士による確認や、融資実行・支払いなどは、何度やってもドキドキします。
ここで間違えたりちょろまかされたら、お金の払い損になりかねません。
しかし、専門家である司法書士や仲介会社の担当者がしっかりとサポートしてくれるので、手順通りに進めれば問題ありません。
まとめ
実際には、契約内容や状況などに応じて進め方は色々ですが、今回の流れについてご紹介しました。
これから不動産投資をされる方にとって、少しでもイメージが持てるものになっているといいなと思います。
不動産投資の決済は大きな金額が動く重要な場面ですが、しっかりと準備をして臨めば、約50分程度でスムーズに完了させることができます。