【実例公開】神奈川県の区分マンションを1460万円で購入!契約〜決済までの全費用まとめ

不動産投資を始めたいと思っても、
「実際にいくらかかるの?」
「物件価格以外の費用って何があるの?」
そんな疑問を持つ方は多いのではないでしょうか。
この記事では、神奈川県内で実際に購入した区分マンションの費用明細を、契約から決済までリアルに公開します。
物件価格は1,500万円の募集に対して指値で1460万円に成功。
その後、信用金庫からの融資を受け、無事に決済まで完了しました。
登記費用・仲介手数料・清算金など、細かい項目も含めて、
「これから物件を買いたい人」が知りたい情報をできるだけ丁寧にまとめました。
不動産投資の第一歩に、少しでも参考になればうれしいです。
契約時にかかった費用
今回購入したのは、神奈川県内にある区分マンション。
募集価格は1,500万円でしたが、少し指値をして1,460万円で買付が通りました。
- 物件価格:1,460万円
売主との交渉の結果、40万円の指値に成功し、最終的な売買価格が決まりました。 - 手付金:50万円
売買契約の証として、契約時に売主へ支払います。のちの残金支払い時に差し引かれるお金です。 - 印紙代:1万円
売買契約書に貼付する「収入印紙」の費用で、契約金額に応じて決まっています(税金の一種)。
融資に関する費用
購入資金の一部として、信用金庫から1,000万円を借入しました。
金利は年2.6%、返済期間は20年です。
- 融資事務手数料:6万円
金融機関が融資に関して行う事務の対価として支払う費用です。いわば「金融機関の利益」のようなものです。 - 印紙代:1万円
借入契約書に貼付する収入印紙の費用です。不動産の契約だけでなく、借入契約にも印紙税がかかります。
今回はプロパーローン(金融機関オリジナルの融資)でしたが、保証協会付きの融資の場合は上記に加えて保証料(融資額の10%など)が掛かります。
決済日にかかった費用
決済日とは、売買代金の残金を支払い、物件の所有権が正式に移転する日のことです。
この日にさまざまな費用の支払いや受け取りが発生します。
支払項目
- 残代金:14,100,000円
物件価格から手付金(50万円)を差し引いた金額をこの日に支払います。 - 司法書士費用:295,000円
所有権移転登記・抵当権設定登記の手続きにかかる費用です。登録免許税等の法定費用と司法書士への報酬額が含まれます。 - 仲介手数料:547,800円
不動産会社に支払う成功報酬です。売買価格の「3%+6万円」に消費税を加えた金額になります。 - 固定資産税等精算金:19,170円
その年の固定資産税を売主と買主で日割り計算して精算したものです。決済日を基準に金額が算出されます。 - 管理費・修繕積立金の精算:10,887円
売主が先に支払っている分を、日割りで買主が負担する精算金です。
受取項目
- 賃借料(家賃):171,613円
決済日を基準に、家賃収入のうち買主が受け取るべき分を売主から受け取ります。 - 敷金:95,000円
入居者が支払っている敷金を引き継ぐ形で、買主が預かります。
その他の費用
- 振込手数料:合計約1,000円
残代金や各精算金などを振り込む際の手数料です。複数回あるため、合計で約1,000円ほど発生しました。
合計でいくらかかった?
契約から決済までにかかった諸費用の合計は約97万円でした(物件価格1,460万円とは別にかかる費用です)。
不動産購入では、価格以外に登記費用や仲介手数料などの初期費用が意外と大きいため、あらかじめ資金計画を立てておくことが重要です。
まとめ:費用の内訳を知って、不安なくスタートを切ろう
今回は、神奈川県の区分マンションを実際に購入した際の、契約〜決済までにかかった費用を詳しくご紹介しました。
不動産投資は「物件価格だけを見て判断しない」ことが成功のカギです。
初めての購入では+物件価格7%程度の諸費用がかかると見込んでおくと、あとで慌てずに済みます。
この実例が、これから不動産投資を始める方や、初めて物件を購入する方の参考になればうれしいです。